看護師が転職先を探す方法はいろいろだけど…
看護師さんが転職活動をする場合、いろんな方法で転職先の医療機関を探す方法がありますよね。
ハローワークを使ったり、ナースセンターや転職専門サイトを利用する人もいます。
そして転職先を探す方法の一つとして、求人広告を見て探す方法があることはご存じでしょう。

ネット広告?それとも紙媒体?
求人広告は、新聞の折込みチラシなどの紙媒体をメインにしたものと、ネット広告の2種類がありますよね。
インターネットやスマホがこれだけ普及した現代では、ネットでの広告の方が目につきやすいかもしれません。
しかし、看護師の求人は、まだまだ紙媒体での広告も少なくないんです。
求人探しは、このどちらからのアプローチでもOK。
ネット広告や紙媒体の広告は、広い範囲への情報発信を目指しているので目に付きやすいですよね。
これは求人探しを行っていくうえでメリットになる一方、デメリットにもなってしまいます。
転職専門サイトやハローワークを使わずに求人広告をメインに転職先を探す場合には、デメリットを避けつつうまくメリットを活用していけるかどうかがポイント。

求人広告で探すメリットは?
やりとりが早い!
まずメリットとして挙げられるのは、やりとりが早いことでしょう。
特にに新聞の折込みチラシなど紙媒体での求人広告では、応募すればすぐに面接、というパターンが多いです。
また、問い合わせをすればすぐに対応してくれるところがほとんどなんですね。
これが転職サイトやハローワークだと、間にコンサルタントやスタッフが入る分、どうしてもやりとりに時間がかかってしまいます。
できるだけ早く次の職場を探したいという方に適した方法だといえるでしょう。
それに、何度目かの転職で勝手がわかっている場合も、余計なサポートで時間がかかることがないのでオススメです。

意外な「穴場」も!
それから、ピンポイントで情報を提供している分、意外な求人を見つけるチャンスに恵まれる点も見逃せないメリットです。
紙媒体の求人広告は基本的に地域密着型というか、配るエリアを対象にした求人を多く掲載しています。
全国単位で求人を扱っている転職サイトには掲載されていない、または掲載していても情報量が多すぎて埋もれてしまうような情報を見つけやすいんですね。
近場に「こんな病院があったの?」と驚いてしまうような求人と出くわすこともあるんですよ。
通勤が楽な職場、夜勤がない個人経営のクリニックなどで働きたい人に、この探し方は向いているんじゃないでしょうか。

では、デメリットは?
一人で全部やるのは大変!
求人広告を見て探すデメリットは、まず自分ですべての作業を行わなければならない点です。
目も回るような忙しい日々の仕事の間に、求人広告を探して、いくつもチェックして、連絡して、履歴書を書いて、面接の日程調整をして、面接に行って…などなど、転職活動はあなたが思った以上にやることが多いんですね。
転職サイトのコンサルタントはいろんな事をあなたの肩代わりにやってくれますし、ハローワークやナースセンターのスタッフのサポートも、実際に利用してみると便利なものです。
しかもただ便利なだけではなくて、心強いというか、安心できる点が見逃せません。
困ったときに相談できる、また話を聞いてもらえるだけでも、一人で全部やらなければならない環境に比べると全然違いますからね。
こうしたサポートがないと、求人元の病院や施設が本当に信頼できるところなのかよくわからない、って不安も出てきますよね。

マイナスの情報が収集できない!
あと、どうしても求人を出す側は自分たちのよい点ばかりをアピールするんです。
ですから、その医療機関のマイナス点や、入職する前に知っておくべき注意点をよく知ることができない、というのも大きなマイナスですね。
この点、転職サイトなどを利用しておけば、そこのコンサルタントに尋ねることもできます。
医療機関には直接聞きにくいことも、コンサルタントになら遠慮なく聞けますからね。
なので、転職の経験があまりない人には、求人広告を見て探す方法は向いていない選択肢、ということができるでしょう。
まとめ
求人広告を見て転職先を探す場合、メリットもありますがデメリットが結構大きいように思います。
ですから、求人広告を見るのもいいですが、それに頼り切らないで、ナースセンターや転職サイトも利用するのが、賢い求人探しだといえるでしょう!

でもそれ以上に、あなたにとってメリットをもたらしてくれるのなら、転職活動をサポートしてもらいながら行うのがいんじゃないかな~!