行動と看護
早いもので、看護学概説('16)も6回目の講義に入りました。
今回は、「行動と看護」というタイトルの講義です。

健康と病気のとらえ方
ここでは、WHOによる「健康」の定義に触れた後、今までより広い視野で健康という概念が捉えられるようになってきているという話があります。
単に身体的に健康であるにとどまらず、精神的、社会的、さらにはスピリチュアルな面まで考慮されてきている、ということですね。

保健行動と病気行動、病人役割行動
ここでは、健康と病気について人がとる行動について、カースルとコップの分類、サッチマンの過程モデル、パーソンズの提唱などを採り上げて説明しています。

保健行動モデル・保健行動理論
まずは、保健信念モデルと計画的行動理論・合理的行動理論についての解説がありました。
ホックバウム・ローゼンストック・アジェン・マッデンなどといった人物が登場します。

その後、変容のステージモデル(トランスセオレティカルモデル)や社会的認知理論について言及します。
行動変容については、5つのステージが紹介されていますね。

そして、講義ではさらに、バンデューラが開発した社会的認知理論について触れています。

保健行動理論の活用
最後のパートです。ここでは、インフルエンザワクチンの研究論文など、3つの研究についての紹介がありました。
これで本日の看護学概説はおしまい!お疲れ様でした~。
