ライフスタイルと看護
看護学概説も4回目の講義に入ってきました。
今回の講義から第7回の講義までは、「看護学対象論」が続きます。
その中でも今回のテーマは、「ライフスタイルと看護」。
担当は、第1回目の講義でも担当して頂いた山崎裕美子先生です。

看護におけるライフサイクルの視点の重要性
このパートでは、テキストに沿って講義が進められます。
ライフサイクルは、看護学において最も重視すべき視点の一つだということの説明がありました。

対象理解におけるライフサイクル把握の視点
ここでは、5つの視点が取り上げられていて、それぞれが大事な視点となっています。
テキストには、ちょっと後ろのほうに「各ライフステージと発達状況」という表が4ページにわたってまとめられていますので、この表も参考にしてくださいね。
この表を見ていると、改めて人間ってライフステージによっていろんな特徴があるんだな、と思います。
ついつい、自分の状況と同じ視点で見てしまいがちなんですけどね…
ただ一方で、ステレオタイプな見方に囚われてもいけないと思います。

生涯発達としてのライフサイクル
このパートでは、主にライフサイクルの節目としての文化的習慣の話がメインとなっています。
そしてこの点について、医療法人蒼龍会井上病院の看護師さん達へのインタビューを聞かせてくださいました。
患者さんは、たとえ入院していても自身や家族達の文化的習慣とは切り離されているわけじゃないんですよね。
でも、入院していることによる制約も当然ながら、あります。

各期の成長発達、健康の特徴、看護の視点
このパートはそんなに講義ではしっかりと触れられませんでしたが、大事なパートだと思います。
胎児期、乳幼児期、学童期、思春期、青年期から成人期、老年期といった各期の段階における特徴がまとめてあります。
また、5ページにわたって表が載っていますので、この表にもしっかり目を通しておくといいでしょう。
